第1回 AIRFITSWIMのグラフでみる泳ぎ方解説 平泳ぎ編

皆さんは水泳のフォームで何を意識していますか?

おそらく、手のひらの形、腕の回し方、キックの仕方など、人それぞれ課題をもって泳いでいるかと思います。

水神では、”AIRFITSWIM”にご協力いただき、泳ぎをグラフ化して特徴を分かりやすく伝えていきます。

今回は平泳ぎについてご紹介いたします。

 

AIRFITSWIM ってなに?

株式会社プロキダイが、陸上競技用の貼るセンサーパッド「AIRFIT」で培った独自の技術を基に、

IMUセンサー(加速度・角速度・地磁気の3種類のデータを取得する)を用いて泳者の動作計測や解析を行うツール。

これにより、これまで判らなかった細かい動きの違いまでグラフ化され比較できるようになり、科学的にコーチングを行い、技術向上につなげることができます。

(陸上競技用センサーパッド AIRFIT)

平泳ぎについて

平泳ぎは、手と脚を交互に動かし、それぞれの推進力で進む泳法です。
体を縮めるタイミングで減速し、水をかいて蹴伸びの状態を作ることで加速します。
そのため、いかに減速時間を減らし水の抵抗が少ないフラットな状態を作るかが大切な要素です。

 

上の画像は、AIRFITSWIMのセンサーを付けて泳いでいる映像の切り抜きと、センサーで収集したグラフです。

青色の線は加速度で、上にのびると加速、下にのびた箇所は減速していることを示します。

上記図から、手よりも足のキックの方が加速と減速の振り幅が大きく、速度に影響を与えることが分かります。

 

赤線は胸のセンサーの傾きを表しています。

グラフが平坦=体が水平状態になっていることを示しており、水の抵抗が少ない姿勢を維持できているということになります。

 

まとめ

平泳ぎは他の泳法にくらべ、減速の影響を受けやすい泳法です。

体のフラットな姿勢とキックがタイムを縮めるポイントとなります。

脚を曲げる際は足を曲げすぎないようにし、水の抵抗を少なくさせましょう!

 

協力:株式会社プロキダイ 
airfitswim公式X : @airfitswim
公式Instagram:instagram.com/airfitswim/
 

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